子どもの4人ママです。
前回に引き続きジュニアNISAについてお話していきたいと思います。
- ジュニアNISAとは?
- ジュニアNISAの注意点
- ジュニアNISAに向いている人
- 年利5%でシュミレーション
ジュニアNISAとは子どもの教育準備資金の方法
ジュニアNISAは子どもの教育資金をためるためで毎年80万円の投資運用することができます。
子どもが0歳の時に80万円の株式ファンドを購入し15年後に3倍の240万になったとしても運用益の160万に対して税金が1円もかからないという素敵な制度です。
もしジュニアNISAを使用しなかった場合は運用益の160万に対してざっくり30万ほどの税金がとられてしまいます。非課税で運用できるということはそれだけで大きなメリットがありますね!
そして新規投資可能期間が2023年の12月末までとなります。残りが160万円の枠となります。
利用可能年齢は0歳から17歳です。(制度改正に成人より年齢が引きさがったため。)
非課税期間が5年間あるが子どもが18歳になるまでは非課税です。ですので子どもが小さい方は長い間非課税での運用ができます。
子どもの年齢があと数年で成人年齢に達するという方も5年間は非課税運用ができ、その後ロールオーバーすることで合計10年間の非課税期間を得ることができます。
またジュニアNISA制度終了により2024年以降は自由に払い出しすることが可能となるので、2024年以降は利益確定ができます。
教育資金が必要になるまで、投資を行い教育資金が必要になったら払い出し可能になるなんて、非常に扱いやすいですよね!
表にまとめてみたので参考にしていただけたら嬉しく思います。
投資可能期間 | 利用可能年齢 | 非課税期間 | 非課税期間終了後 | 年間投資上限 | |
ジュニアNISA | 2022年 2023年 | 0~17 | 5年間 | 子どもの年齢が18歳に達するまで 非課税期間 | 80万円 |
ジュニアNISAの注意点
・一人一口座の開設のみです。
なので証券口座の変更をするときには口座廃止手続きを行わなければなりません。
おすすめはSBI証券がおすすめです。
SBI証券は米国ファンドの種類が多く、証券業界最大大手です。
・口座開設の手続きに時間がかかります。
なぜならばNISAの口座開設は金融庁を通しての手続きとなるので口座開設までに時間がかかってしまします。今年も残りわずかなので、もしジュニアNISAを検討している方は早めに動きましょう。
・口座開設後5年後に継続管理勘定となるため、その期間には購入ファンドの変更や新規の買い付けがは一切できないので、ずっと保有することになりますので購入するファンドは慎重に選び後悔のないようにしましょう。
10年、15年と自信をもって持ち続けられる商品を選びましょうね!
ジュニアNISAおススメの対象者
- 0~3歳の子どもの子どもがいる方
- 長期運用でのんびり構えていられる方
- 十分な投資余力がある方
生活資金をきちんと確保したうえで投資をしていきましょうね!
年利5%でシュミレーションしてみた
2022年の上限の80万円と2023年の上限の80万円を投資し、年利5%で運用したと仮定し、いったいいくらくらいになるのでしょうか?
最初の1年で80万円を利回り5%で運用すると4万円の利子がつきます。
翌年の2年目では、84万円+80万円の合計164万円に利子が付くと8万2千円になる。
利子にさらに利子がついて大きくなったお金を【複利】といいます。複利は年月が経てば経つほど雪だるま式に増えていきます。
なので2年目の末には
80万円(1年目の投資額)+4万円(1年目の利子)+80万円(2年目の投資額)+8万2千円=
172万2千円
となります。
そして15年後にはざっくり約300万になります。
さらに15年間の含み益140万円に対して税金が一切かかりません!
また一般的には15年以上の投資期間があれば元本割れをすることはないと言われています。
そして投資期間が長ければ長いほど、損する可能性は低くなるということも言われています。そして利益額も多くなると言われています。
とはいえ、投資になりますので生活防衛資金があり余力がある方がリスクもあることを考えた上で投資することをお勧めします。